パーソナル医療の進展に向け 新会社「G-TAC」を設立、
関連検査取次サービスをスタート

エムスリー株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:谷村 格、以下「エムスリー」と表記)は、ゲノム・パーソナル医療の進展をサポートすべく、新会社:G-TAC株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:植松 正太郎、http://g-tac.co.jp、以下「G-TAC」と表記)を設立し、併せて、医師向けに関連検査を紹介・取次するサービスを開始いたします。

昨今、ゲノム解析のコストは飛躍的に低下しており、2003年のヒトゲノム計画でヒト1人のゲノム情報解析に30億ドルを要していた状況から、2014年時点で1,000ドルにまで至っております。こうした状況を踏まえ、実臨床の世界にゲノム解析技術を活用することが現実的となりつつあり、米国のオバマ政権が「Precision Medicine Initiative」と称してゲノム医療の推進を明言するなど(※1)、ゲノム関連検査・分析を背景とした個別化医療が世界的にも注目を集めております。この個別化医療が進展することで、個々人の疾患リスクを把握したうえで、一層個々人に適切な健康管理や予後管理が行い得ると考えられております。

このような時流を踏まえ、エムスリーとしても当該ゲノム・パーソナル医療の進展に資するべく、本年2月よりm3.com上で医療従事者向けに関連知識の啓発を行って参りました。該当サイトのユーザーは5万人を超えるまでとなり、利用ユーザー向けのアンケートにおいては、2割が具体的な関連検査の購入意向をお示し頂いております。

上記を踏まえ、8月3日より新会社「G-TAC」を設立、一層機動的な事業展開を図ると共に、医師向けに有用な関連検査のご紹介・お取次と、コンシューマーの方々への知識啓発・G-TAC登録医師のご紹介を行うことと相成りました。

ご紹介予定の検査は当初12種類で、本年8月に経済産業大臣賞を受賞した消化器がんスクリーニング検査(※2)が含まれます。また、年内に30種類以上、1年後に100種類以上の取り扱い検査数を目指しております。

なお、G-TACはゲノム・パーソナル医療をサポートする場=Genetic, individualized Treatment Assisting Centerの略語であり、ゲノムを構成する塩基:A(アデニン)/T(チミン)/G(グアニン)/C(シトシン)の4文字をモチーフとしています。