G-TACとエボラブルアジア、
インバウンド向けの「ゲノムメディカルツーリズム」を提供開始
~G-TACが保持する2万人の医師ネットワークと250の提携医療機関を活用し、
国内のゲノム・パーソナル医療サービスに、インバウンドでアクセス可能に~

エムスリー株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:谷村 格 URL:http://corporate.m3.com/、以下「エムスリー」と表記)のグループ会社で、ゲノム・パーソナル医療の進展をサポートするG-TAC株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:植松 正太郎 URL:https://g-tac.co.jp/、以下「G-TAC」と表記)と、One Asiaのビジョンをかかげ、アジアを舞台にオンライン旅行事業、訪日旅行事業とITオフショア開発事業を手掛ける株式会社エボラブルアジア(本社:東京都港区 代表取締役社長:吉村 英毅 「エボラブルアジア」と表記)は、インバウンド向けにゲノム・パーソナル医療を提供する「ゲノムメディカルツーリズム」の提供を開始いたしました。

■提携の内容

今回の提供により、エボラブルアジアが保持するインバウンドでのネットワークを駆使し、多くのインバウンド旅行者に「ゲノムメディカルツーリズム」の提供を行います。G-TACが保持する2万人超のG-TAC医師および250施設以上のG-TACパートナー医療機関のネットワークを活用し、日本滞在中のスキマ時間を利用して手軽に良質な医療サービスを受検することが可能になります。

■ゲノムメディカルツーリズムとは

メディカルツーリズムとは、医療を受ける目的で他国へ渡航することを言い、昨今その市場の高まりが注目されています。政府は今年6月2日に発表した「日本再興戦略2016」にて訪日旅行客向けの医療提供により、グローバル市場の獲得を目指すと発表しており、訪日外国人の誘致増を後押しする、としています。また健康医療関連市場は2011年の16兆円から、2020年までに26兆円の規模になると発表されています。

メディカルツーリズムのうち、ゲノム・パーソナル医療の提供に焦点をあてたものが、今回のゲノムメディカルツーリズムです。ゲノムとは遺伝子(gene)と染色体(chromosome)から合成された言葉で、DNAのすべての遺伝情報をさします。ゲノム・パーソナル医療とは、このゲノムを医療に生かしたものであり、従来同一の症状に対して画一的に行われていた医療が、各個人の遺伝子の特徴を知り、個人に最適化された形で予防および治療を行うことができます。

■提携の背景

2020年の東京五輪に伴うインバウンド需要拡大に応え、G-TACが提供する他に類を見ないゲノム・パーソナル医療を組み込んだ「ゲノムメディカルツーリズム」は日本だからこそ提供し得る高付加価値のサービスと位置づけられます。訪日外国人の比率が多い中国・ベトナムといったエボラブルアジアが強みを持つ地域内では医療提供を受けることそのものが難しい現状があり、インバウンドニーズがあります。

G-TACの取り扱うゲノム・パーソナル医療関連検査は、がんをはじめとした各種疾患リスクを高感度に判定できるのみならず、血液検査を主としており、少ない所要時間で検査受検が可能です。そのためインバウンド旅行者が日本滞在中のスキマ時間に、手軽に受検ができます。

■日本におけるゲノム医療の現況とG-TACの果たす役割

日本において大学発ベンチャー企業などで、有用なゲノム関連に関する解析技術を背景に、各種疾患リスクを高精度に判別する検査サービスが複数立ち上がりつつある現況にあります。しかし、ゲノム関連解析のみで疾患リスクをすべて判別することは難しく、一般の方々に検査結果のみが提示されたとしても、同内容の理解や具体的な対応策の立案は難しい状況です。

そこで、G-TACは医療・健康のプロフェッショナルである医師を介して、当該有用な検査を一般の方々にアクセス頂けるよう、2万人超の医師ネットワーク・250施設以上のパートナー医療機関という国内最大級のゲノム・パーソナル医療のプラットフォームを構築し、関連検査・情報の提供を行っております。

■インバウンドの現況とエボラブルアジアの位置づけ

訪日旅行市場は、訪日外国人が昨年通年で約2000万人にのぼり、2016年3月単月で、初の200万人を突破、2020年の東京五輪・パラリンピック時の年間目標として4000万人と政府が掲げているなど、急速に市場が拡大しています。

このような環境下、エボラブルアジアは訪日旅行事業に注力しており、アジア地域を中心とした現地旅行代理店や媒体運営者に対して、国内航空券を中心に日本国内旅行コンテンツの検索・予約エンジンをOEMで提供しております。また、日本の旅行代理店がもつ航空券、新幹線、オプショナルツアーなどのコンテンツを、現地の旅行代理店や媒体と繋ぎ合わせる訪日旅行手配用のBtoB向けプラットフォームの構築を準備しております。

今後も、両社が持つ強みを生かし、積極的な事業展開をしてまいります。

■各社からのコメント

株式会社エボラブルアジア
代表取締役社長
吉村 英毅
「ゲノム・パーソナル医療という最先端の技術を生かしたサービスネットワークを有する、エムスリーグループのG-TAC株式会社と、メディカルツーリズムの推進にて提携出来ることを大変嬉しく思います。
訪日外国人における日本でのメディカルサービスへの需要は非常に高く、観光と並ぶ分野として注目が高まっています。当提携により、ゲノムメディカルツーリズム分野での先駆けとして、多くの訪日外国人へ日本の有する良質なサービスを提供してまいります。」

G-TAC株式会社 代表取締役社長
エムスリー株式会社 ゲノムビジネス事業責任者
植松 正太郎
「国内旅行券販売で大きな実績を有し、インバウンド事業にも積極的なエボラブルアジア社と、新しい事業領域といえるゲノムメディカルツーリズムを推進出来ること、大変嬉しく思います。インバウンド旅行者の方々が良質な医療サービスにアクセスすることで、観光面のみならず我が国の複合的な魅力をご理解頂ければ幸いです。」

【株式会社エボラブルアジアについて】
国内航空券を主軸に旅行商材の比較サイト運営、旅行コンテンツのOEM提供、旅行商材の卸売、法人向け出張サービスの提供や訪日旅行事業等を行っており、OTA業界において国内航空券販売最大手となっております。さらに近年では、高まるインバウンド需要に応え、訪日旅行事業の展開も行っています。
またITオフショア開発事業では、ベトナムのホーチミン、ハノイ、ダナンに拠点を持ち、現在約500名のエンジニアを抱える、東南アジアにおける日系最大のITオフショア開発会社へと成長をしています。クライアントの専属チームを組成するラボ型オフショア開発に特化し、日本国内のエンジニアの人材難、人件費高騰に対するソリューションとして多様な日系企業に対してサービス提供をしております。

社名:株式会社エボラブルアジア
本社:東京都港区芝3-5-5 芝公園ビル6階
URL:http://www.evolableasia.com/
設立:2007年5月
資本金:1,018,134千円(払込資本 1,841,268千円)
代表者:代表取締役社長 吉村 英毅(よしむら・ひでき)

【G-TAC株式会社について】
ゲノム・パーソナル医療の進展に資するべく、2015年8月3日よりエムスリーグループの新会社として設立。「ゲノムを通じて、自らを知る/創る」をコンセプトに、ゲノム・パーソナル医療に関して有用な情報・検査を医師や一般の方々にお届けしています。
2016年6月現在で、ゲノム医療に関心を持つ医師2万人超による「G-TACメンバー」医師ネットワークを構築すると共に、医療機関として関連検査の提供を行う250施設以上の医療機関と「G-TACパートナー」として連携を行っております。
併せて、一般の方々がよりゲノム医療に容易にアクセスして頂けるよう、生活者向け情報啓発サイト「g-tac.me」を運営しております。

社名:G-TAC株式会社
本社:東京都港区赤坂1丁目11番44号
URL:http://g-tac.co.jp
設立:2015年8月
代表者:代表取締役社長 植松 正太郎(うえまつ・しょうたろう)