国内初、エムスリーグループの「G-TAC」
米国遺伝子解析サービス大手Pathway Genomicsと業務提携
~医師を通じ低侵襲がん検査、乳がん遺伝子検査、肌、フィットネス検査サービスを提供~

エムスリー株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:谷村 格 URL:http://corporate.m3.com/、ソニー株式会社が筆頭株主。以下「エムスリー」と表記)と、そのグループ会社で、ゲノム・パーソナル医療の進展をサポートするG-TAC株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:植松 正太郎 URL:https://g-tac.co.jp/、以下「G-TAC」と表記)は、米国遺伝子解析サービス大手Pathway Genomics(本社:米国カリフォルニア州サンディアゴ CEO:James Plante URL:https://www.pathway.com/、以下「パスウェイ ゲノミクス」と表記)と同社の遺伝子関連検査サービスの国内プロモーションのための業務提供を開始致しました。
Pathway Genomicsが提供する低侵襲のがん血液検査(リキッドバイオプシー)、乳がん遺伝子検査、肌、フィットネス検査サービス等、計15種の検査を、G-TACが保持する20,000名超のゲノム医師ネットワークを介して、一般の方々にご紹介を進めて参ります。

■ゲノム医療を取り巻く環境

昨今、ゲノム解析のコストは飛躍的に低下しており、実臨床の世界にゲノム解析技術を活用することが現実的となりつつあります。例えば2003年のヒトゲノム計画時にはヒト一人のゲノムを解析するために13年・30億ドルのコストを要していましたが、2014年時点では1日・1,000ドルで可能となりました。このような急速に進展するゲノム解析技術を背景とし、個々人の疾患リスクを把握したうえで、一層個々人に適切な健康管理や予後管理が行い得ると考えられており、世界中でその取り組みが加速しております。

■一歩先をいく米国のゲノム医療

こうした環境の中、特に著しい進展を見せているのが米国のゲノム医療です。先進的な病院・クリニックでは、がんの遺伝子治療、遺伝子の特性にあわせた創薬(ファーマコゲノミクス)、遺伝的な疾患リスクや体質傾向にあった予防医療など、ゲノムレベルの個々人の違いにあわせた個別化医療(パーソナル医療)が臨床の現場で提供され始めています。また、同分野の研究で世界を牽引するために、オバマ大統領が先頭に立ち「Precision Medicine Initiative」といった官民学の垣根を超えた世界最大規模のゲノム医療政策が進められています。

■米国遺伝子解析サービスの先駆者パスウェイ ゲノミクス

世界をリードする米国のゲノム医療は様々な革新的な企業によって支えられています。その1社がパスウェイ ゲノミクスです。2008年の創業以来、がん、循環器、遺伝性疾患、運動と栄養、薬剤応答など、様々な領域における遺伝子関連検査サービスの開発を進め、現在は40以上の国で検査サービスを提供しています。近年ではIBMの人工知能(AI)サービス「Watson」を導入したヘルスケアアプリを開発提供するなど、革新的な取り組みを続けています。

■G-TACとパスウェイ ゲノミクスの業務提携

この度、Pathway Genomicsが提供する低侵襲のがんスクリーニング検査(リキッドバイオプシー)、乳がん遺伝子検査、肌、フィットネス検査サービス等、計15種の検査をエムスリーが運営する日本最大級の医療従事者向けポータルサイト「m3.com」およびG-TACが運営する「g-tac.me」にて、医師および一般の方々向けにご紹介を開始致します。第一弾として2016年9月より、フィットネス検査「PathwayFit」および肌検査「SkinFit」の紹介を開始予定。その他の検査についても、パスウェイ ゲノミクス社および提携医療機関と連携し、準備が整い次第順次ご紹介を開始します。

さらに、G-TACが提供する臨床遺伝専門医による遠隔遺伝カウンセリングサービス(URL:https://g-tac.me/kits/telemedicine)とも組み合わせ、専門性を有した医師を介した検査の事前説明および検査結果フォローアップを行います。これにより、どの地域でも高い品質でゲノム医療にアクセスできる体制を構築致します。

■各社からのコメント

Pathway Genomics CEO James Plante
「ゲノム医療領域における2万人の医師ネットワークと100を超える提携施設を持つG-TACと提携できることを光栄に思う。今世界で最も進んでいる検査サービスの恩恵を日本の医師が受けられるよう、両社で一層の連携を深めていきたい。」

G-TAC株式会社 代表取締役社長
エムスリー株式会社 ゲノムビジネス事業責任者
植松 正太郎
「人工知能やリキッドバイオプシーなど、先進的な技術の活用によりゲノム・パーソナル医療を世界でリードするパスウェイゲノミクス社と、日本国内で初のパートナーシップを締結出来たこと大変嬉しく思います。国内の医師・一般の方々によってご利用頂きやすいよう、徹底的なローカライズを行いつつ、世界最先端とも言える有用なゲノム・パーソナル医療サービスへ手軽にアクセスして頂ければ幸いです。」

【Pathway Genomicsについて(日本語化)】

2008年の創業から、急速な成長を遂げヘルスケア産業を牽引する企業となりました。遺伝子解析サービスを中心とする革新的なヘルスケアサービスを提供。IBMの人工知能Watsonの活用や遺伝子情報をと蓄積されたヘルスケアデータにもとづいて個別化された情報を提供するスマートフォンアプリの開発などはその最たる例です。サンディエゴに拠点を置く米国のCLIAとCAP認定を受けた研究施設にて、40を超える国の医師と患者向けに健康維持と病気予防のための情報を提供しています。その中には、がんリスク、循環器系の疾患リスク、遺伝性疾患、運動と栄養、薬剤応答などを知る検査が含まれます。同社に関するより詳細な情報は公式ホームページ(www.Pathway.com)およびLinkedin(https://www.linkedin.com/company/pathway-genomics)とFacebook(https://www.facebook.com/pathwaycom/)をご参照ください。

【G-TAC株式会社について】

ゲノム・パーソナル医療の進展に資するべく、2015年8月3日よりエムスリーグループの新会社として設立。「ゲノムを通じて、自らを知る/創る」をコンセプトに、ゲノム・パーソナル医療に関して有用な情報・検査を医師や一般の方々にお届けしています。
エムスリーが運営する日本最大級の医療従事者向けポータルサイト「m3.com」を活用し、2016年7月現在で医療従事者におけるサイト利用者は8万人を突破しました。また、ゲノム医療に関心を持つ医師2万人超による「G-TACメンバー」医師ネットワークを運営しています。
併せて、一般の方々がよりゲノム医療に容易にアクセスして頂けるよう、生活者向け情報啓発サイト「g-tac.me」(URL:https://g-tac.me/)を通じ、ゲノム医療に積極的な取り組みを行っている全国300施設の「G-TACパートナー」医療機関のご紹介を行っております。